最近、あらためて思うこと。
自分はまだ30代前半。
鍼灸師としては若手も若手で、経験も決して多くはない。
だからこそ、患者さんも最初から100%の信頼で来ているわけではないと思う。
「この人で大丈夫かな?」
そんな気持ちが少なからずあるのは当然。
でも、それでいいとも思っている。
むしろそこからどう積み上げるかが勝負。
鍼を打つ前、院のドアを開けた瞬間からすでに始まっている。
所作、空気感、言葉遣い。
そして、どれだけ丁寧に話を聞けるか。
ほんの数秒、数分で「任せてもいいか」が決まることもある。
だからこそ、若手である自分の強みはここにあると思っている。
驕らないこと。
早合点しないこと。
最後までしっかり話を聞くこと。
寄り添い続ける体力とエネルギー。
経験では敵わない部分もある。
でも、ここは勝負できる。
そしてこの姿勢は、これからも持ち続けたい。
ただ経験を積むだけじゃなくて、
丁寧さを土台にして、その上に一つ一つ積み重ねていく。
いい治療をしたい。
でもそれは技術だけじゃなくて、
伝えること、理解してもらうこと、信頼を築くことも含めて。
そうやって積み上げた経験は、
きっと“ブレない強さ”になる。
そんなことを感じた今日この頃。

